自然素材を活かす技-木地、編み組、草木染めと伝承産品の魅力

只見町に暮らす人々は、豊かな自然環境を守りながら、自然を持続可能な形で活用してきました。広大な森林原野からは、煮炊きや暖房のための燃料、生活必需品の製作に必要な自然資材、山菜や野生鳥獣などの食料、さらに、住居の建築や農業資材も得ていました。

こうした天然資源を活かした只見町の暮らしは、只見町が自然と人間の共生の国際モデル地域であるユネスコエコパークに登録された重要な要因であり、私たちの持続可能な発展のために学ぶべき姿ではないでしょうか。
只見町では、そのような天然資源を活かした暮らしを理解していただくため、町民の方々が自然素材からつくり出した産品を「自然首都・只見」伝承(でんしょう)産品(さんぴん)として販売しています。本企画展では、只見町の天然資源を使った産品のうち、植物を使ったものを取りあげ、素材となった多様な植物について解説するとともに、製作の過程と完成した製品を紹介しています。

多様な自然素材から紡ぎ出される数々の伝承産品を通して、只見町の自然と人々の暮らしに思いを馳せて頂ければ幸いです。


会期 2022年10月29日(土)- 2023年3月27日(月)
会場 ただみ・ブナと川のミュージアム 2階ギャラリー
開館時間 9:00-17:00(最終入館は16:00まで)
休館日 火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末・年始
入館料 高校生以上|310円(260円)、小・中学生|210円(160円)
*( )内は20名以上の団体料金です。
主催 只見町ブナセンター
お問い合わせ TEL:0241-72-8355(只見町ブナセンター)

過去の企画展

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