■ユネスコエコパークが描く只見の未来
平成26年6月、ユネスコの第26回MAB(人間と生物圏)計画国際調整理事会において、只見町と桧枝岐村の一部がユネスコエコパークに登録され、只見ユネスコエコパークが誕生しました。
ユネスコエコパークとは何でしょう。ユネスコのMAB計画は、人と自然との共生の実現を目的として、様々な条件を満たした地域を、生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)として登録しています。
具体的には、ユネスコエコパークは人と自然との共生を実現するために、①自然環境の保護・保全、②調査研究・人材育成、③地域資源を持続可能な形で利活用した地域経済の発展(地域振興)の3つの目標を柱としています。
只見町では、昔から受け継がれてきた豊かな自然環境と、それをよりどころとした伝統的な生活・文化が今も色濃く残されており、持続可能な自然資源の利活用が自然な形で行われてきました。現在はそうした文化をもとに、「自然首都・只見」伝承産品ブランド化支援補助事業や只見町公認自然ガイドの研修など、地域の資源を活かした地域活性化をはかっています。
ユネスコエコパークの解説を行うとともに、只見町での取り組みや只見町以外の国内のユネスコエコパークについて紹介します。
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